3年生 エコキッズ

2025年9月5日金曜日

令和7年度 9月

t f B! P L

 奈良市では小学3年生を対象にした「エコキッズ」学習に取り組んでいます。

「エコキッズ」は、地球温暖化防止をテーマにした環境学習です。

この日は、近畿大学農学部の皆さんを講師に招き「エコキッズ」の学習を行いました。

電気をたくさん使っているところが白くなっています。
「日本、まっしろ!」
電気の多くは火力発電で作られていますよ。
発電すると、二酸化炭素をたくさん作ってしまいます。
二酸化炭素が増えると、温室ガスが作られ、地球があったかくなってしまいます。
これが「地球温暖化」です。

北極の氷がとけてしまって、ホッキョクグマが生活できるところが減っています。
ヒマラヤの氷もとけています。

地球温暖化が進むと、私たちの生活だけでなく、動物たちにも影響が出てきます。
使う電気を減らすと、二酸化炭素も少なくなります。
クイズ形式で環境問題について教えてもらいました。

使わないコンセントをつないだままだと、1年間で6150円の電気を使うことになりますよ。」
「ええ~!もったいない!」

「日本は世界で5番目に電気をつかっていますよ。」
「ええ~!」

「冷蔵庫は1時間で1円ですが、エアコンは20円分の電気代です。」
「ええ~!エアコンたっかい!」

「このままだと2100年には、5度以上気温が上がると言われています。」
「ええ~!生きられないよ!」


使わない電気を消すなど、自分にできることをするだけで、
二酸化炭素量が減って、地球温暖化を防げます。
自分にできることを考えて実践してきましょう!

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今年の夏も各地で40度近くを記録したり、大雨が降ったりしています。
以前と比べると、猛暑・異常気象が当たり前になってきています。
それに伴い災害も発生しています。
これらも地球温暖化が原因だと言われています。
環境問題は、みんなが自分事として考えて行動しなければ解決できない問題です。
今回のエコキッズ学習をきっかけに、環境について広く考えていきましょう。

近畿大学農学部の皆さん、ありがとうございました。